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金属製品協会は、日本規格協会から95年度から3カ年計画で委託を受けていた、アルミ表面処理JISの国際整合化作業を終了し、このほど改正原案を答申した。陽極酸化処理の基本規格であるJISH8601のほか、試験方法規格など16規格(パートを含む)を改正している。
JISの国際(ISO)整合化は、規制緩和および非関税障壁撤廃という国の施策に沿って、95年度から3カ年計画で全分野にわたって進められてきた。アルミ表面処理分野では、軽金属製品協会が日本規格協会からの委託で、国際整合化のための実験研究、調査研究、原案作成審議を進め、新規格を含む改正案を答申したもの。
今回の改正案では、基本規格JISH8601(陽極酸化皮膜規格)について、ISO9000Sが普及するとしても、今後もJIS表示許可工場制度を存続させる必要があるとの判断から、従来の規格値を残しながら、ISOに規定されている皮膜品質のガイドライン的内容を全面的に導入、また、JISH9500の陽極酸化処理作業標準を廃止するなど大幅な見直しを行った。
試験方法規格は、従来からISO審議に参加、整合を図ってきたが、今回の改正案では試験条件、評価方法など一層の整合化が図られている。
また、複数の試験方法が規定されている規格では、ISOとの整合性を明確にするため、パート制(部)を導入、JIS規格番号を細分化した。なお、JISH8602(陽極酸化塗装複合皮膜)は、対応する国際規格がないため、今回の改正対象から外れている。アルミ表面処理のJIS新体系は次の通り。
▽現行JIS規格H0201(表面処理用語)→改正後JIS規格H0201(表面処理用語)=ISO7538
▽H8601(陽極酸化皮膜)→H8601(陽極酸化皮膜)=ISO7599
▽H8603(工業用硬質陽極酸化皮膜)→H8603(硬質陽極酸化皮膜)=ISO10074
▽H8680(陽極酸化皮膜厚さ試験方法)→H8680(陽極酸化皮膜厚さ試験方法)(1)8680―1顕微鏡断面測定法=ISO1463(2)8680―2渦電流式測定法=ISO2360(3)8660―3スプリットビーム顕微鏡測定法=ISO2128
▽H8681(陽極酸化皮膜の耐食試験方法)→H8681(陽極酸化の耐食試験方法)(1)8681―1耐アルカリ試験=対応ISOなし(2)8681―2キャス試験=ISO9227
▽H8682(陽極酸化皮膜の耐摩耗試験方法)→H8682(陽極酸化の耐摩耗試験方法)(1)8682―1往復運動平面摩耗試験=ISO8251(2)8682―2噴射摩耗試験=ISO8252(3)8682―3砂落し摩耗試験=対応ISOなし
▽H8683(陽極酸化皮膜の封孔度試験方法)→H8683(陽極酸化皮膜の封孔度試験方法)(1)8683―1染料吸着試験=ISO2143(2)8683―2りん酸クロム酸水溶液侵せき試験=ISO3210(3)8683―3アドミッタンス測定試験=ISO2931
▽H8684(陽極酸化皮膜の変形によるひび割れ抵抗性試験方法)→H8684(陽極酸化皮膜の変形によるひび割れ抵抗性試験方法)=ISO3211
▽H8685(着色陽極酸化皮膜の光堅ろう度試験方法)→H8685(着色陽極酸化皮膜の促進耐光性試験方法)(1)8685―1光堅ろう度試験=ISO2135(2)8685―2紫外線堅ろう度試験=ISO6581
▽H8686(陽極酸化皮膜の写像性試験方法)→▽H8686(陽極酸化皮膜の写像性試験方法)(1)8686―1視感測定法=ISO10215(2)8686―2機器測定法=ISO10216
▽H8687(陽極酸化皮膜の絶縁耐力試験方法)→H8687(陽極酸化皮膜の絶縁耐力試験方法)=ISO2376
▽新規格H868X(陽極酸化皮膜の単位面積当たりの質量測定法)=ISO2376
▽同H868X(陽極酸化皮膜の連続性試験方法)=ISO2085
▽同H868X(陽極酸化皮膜に発生した孔食の評価方法)(1)868X―1チャート法=ISO8993(2)868X―2グリッド法=ISO8994
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月第2週の海外貴金属相場は、金が銀相場の動きをにらみながら300ドル前後で推移しそうだ。銀は米国投資家の大量買い付けに絡んで、今週も波乱含みの展開か。
前週の海外相場は、NYC金が韓国の金回収キャンペーンを嫌気し期近290ドル台に反落。一方、NYC銀は米国投資会社の大量買い付けを受けて700ドルの大台を突破した。週末6日の期近物はNYC金298・8ドルと1週前に比べ4・1ドル安だが、NYC銀704セントと同比93・7セント高、NYMEX白金396・5ドルと同8・4ドル高で堅調。
NYC金市場の取引は銀相場の乱高下の影響から閑散化しており、今週も銀相場の動向を眺めて神経質な動きが予想される。3日に韓国金融機関が金融危機に対応する国民への金収集キャンペーンで1月までに161トン強、15億ドル以上の金が収集されたとの報道が300ドル割れの材料となり、金の新たな供給要因として嫌気されそうだ。また、米株価やドル相場の堅調も圧迫要因と見込まれる。米国の昨年10―12月期決算発表が全般的に増益基調となり、アジア経済危機の米企業収益への影響は限定的と確認され、米株価は再び高値をうかがう動きとなっている。
ただ、銀相場の高騰は金の下値を支えている。NYC市場筋は中心限月の4月物が心理的な下値抵抗線である300ドルを底堅く維持したことで、目先の相場は300ドルを大幅に割り込む可能性が少ないとみている。
一方、銀は3日に米国の著名な投資家、ウォーレン・バーフェット氏が経営するバークシャー・ハザーウェー社が昨年7月から今年1月12日までに銀塊1億2971万オンスを買い付けたと発表、銀相場は700セントの大台を突破した。同買い付けは世界供給量の20%に相当する規模となる。またコメックス在庫は減少傾向で、5日の同在庫量は1億111万オンスで前回より191万オンス減少しており、需給タイト感が根強い。NYC銀市場は当面、仕手戦の動きが予想され、しばらく波乱含みの展開が続きそうだ。白金もロシアの対日輸出契約が進展していないため、金、銀相場次第で高値を追う可能性がある。
通
産省は、CO2削減など産業界の温暖化対策を総合的にフォローアップしていく観点から、同省の関係審議会に7分科会を設置、2月下旬にも化学・非鉄分科会を開催する。昨年12月、京都で開かれたCOP3に対応するため各産業界は自主行動計画を立案してきたが、同分科会では同計画の進展状況をフォローアップするもの。
関係する審議会は産業構造審議会、総合エネルギー調査会、化学品審議会、産業技術審議会の4つで、これら4審議会で合同小委員会を設け、下部機関として鉄鋼、自動車、電気、百貨店など7分科会を置く。
化学・非鉄分科会の構成は、非鉄が日本アルミ連盟、日本伸銅協会、日本電線工業会の3団体、化学は化学とゴムの2団体。
素材産業のCO2排出量は鉄鋼が全体の15%、化学7%、非鉄はアルミ、伸銅、電線3分野合計で1%の比率となっている。
同省では化学・非鉄分科会を皮切りに順次、残りの6分科会を開き、5月中旬の合同委員会で意見を取りまとめる段取り。
全
国アルミ産業労働組合協議会(アルミ労協、柏正次会長)はこのほど愛知県蒲郡市で臨時大会を開催し、今春闘方針を決定した。
基本方針は、(1)賃上げ1万1500円以上、4・5%以上(2)一時金2・5カ月以上、56万円以上(3)年齢別標準者賃金35歳30万5000円(4)所定労働時間1896時間達成―などを骨子としたもの。
日程は、要求2月20―27日、統一交渉日(回答日)3月13日、集中交渉ゾーン3月23―24日、集中解決ゾーン3月25日―27日に設定されている。
第
一電工(東京都千代田区)は9日、99年3月末をメドに光送受信装置の生産規模を現在の年産1000台から同数千台に引き上げると発表した。2機種でNTTから同社仕様品に採用されたため。
同装置は光ファイバーを用いて映像・音声を伝送するもの。NTTが採用したのはビデオカメラなどから伝送される映像信号1チャンネルと音声信号2チャンネルを1本のSM型光ファイバーで最大20キロメートル伝送できる送受信装置など2タイプ。同社は今後、NTT各支店からの受注を見込むとともに、地下鉄ホームや劇場などで使用されている遠隔監視システム用に大手電機メーカー、ビル管理会社などに同装置を積極的に販売、情報通信事業を拡大する方針。