日
鉱金属、三菱マテリアルが年間40万トンを長期買鉱するチリのロス・ペランブレス銅鉱床開発プロジェクトの建設工事は順調に推移しており、2000年には生産を開始する。この結果、日鉱金属は25万トン、三菱マテリアルは15万トンを輸入することになる。
これは97年5月に日鉱金属グループ(丸紅、三井物産)と三菱マテリアルグループ(三菱商事)が英国アントファガスタ・ホールディングス社からロス・ペランブレス銅鉱山開発プロジェクトの権益の40%を取得したもの。開発費は運転資金、金融関連費用などを含めて約13億ドルを見込んでいる。
出資比率はアントファガスタ・ホールディングス社60%、日鉱金属15%、三菱マテリアル10%、丸紅8・75%、三菱商事5%、三井物産1・25%となり、日本側の権益取得額は2億5000万ドル強になる。
同鉱山はチリ中部のサンティアゴの北方約200キロメートル、標高約3000メートルに位置しており、推定埋蔵鉱量は約24億トン(銅品位0・63%)。稼行対象鉱量は約9億3000万トン(銅品位0・75%)で生産量は精鉱中銅量は年間26万トン(当初10年間平均)を予定している。
当初計画では99年9月生産開始を見込んでいたが、97年11月に建設工事を始めたこともあって2000年に入って生産を開始するもの。
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鉛建値3000円上げ11万9000円―三菱マテリアル
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三
菱マテリアルは11日、鉛地金建値をトン当たり3000円引き上げて11万9000円にすると発表した。海外相場がやや上昇していることに加え、為替が円安に振れているため。これにより月間平均建値は11万8100円となった。
取引指標となるLME鉛価格は10日で現物が548ドルと前週末に比べて8ドル上昇、8月積み国内建値を発表した今月3日に比べて4ドル値上がりしている。また、為替も1ドル=146円前後と円安傾向を強めているため、今回の建値改定となった。建値11万9000円は4月7日につけた12万1000円に次ぐ今年2番目の高値。
ア
ルミセンター21(本社=埼玉県深谷市、木香二郎社長)は、新たな販売の柱として育成しているアルミ屋根材が堅調に推移し、今年上期(1―6月)売上高実績で6500万円に達した。今下期には1億2000万円程度の販売を見込んでおり、通期で2億円の達成を目指す。前期の屋根材売上高は3000万円にとどまっており、今期は大幅な増加が期待されている。
スカイアルミニウムの子会社である同社は、スカイアルミが取り扱う屋根材「ブリリアンワイド」などの製品販売に注力し、徐々に成果を上げつつある。スカイアルミでは現在までに、アルミ屋根材「ブリリアンワイド」をはじめ、「ガルワイド」「スカイソーラーワイド」「ブリリアンリアル」など、新たなタイプの製品を相次いで投入。なかでも屋根材一体型太陽光発電システムを取り入れた「スカイソーラーワイド」や、既存のタイプに比べコストを3割削減し、フッ素塗装のアルミ素材で軽量かつ高耐久・耐食性を実現した「ブリリアンリアル」など、個性的な製品を続々と送り出してきた。
これら屋根材の品ぞろえ多様化によって、顧客のさまざまなニーズに対応することが可能になり、着実に実績も積み上がってきている。住宅関連の販売環境は非常に厳しいが、リフォーム向けなどを中心に、立ち上がったばかりのアルミ屋根材需要はまだ拡大するものとみられる。
アルミセンター21では、アルミ屋根材が浸透しつつあることを受け、さらなるPR、販売拡大を図り、早急に屋根材だけで4億―5億円の売上高達成を実現させたいとしている。
フ
ジクラはこのほど、有毒ガスを発生しないノンハロ難燃ゴムシートとステンレス箔を張り合わせたケーブル火災延焼防止シート「ノンハロエフシート」を開発、製品化した。
グループケーブルは火が付くと、絶縁・被覆材料から可燃ガスが大量に発生し、ケーブル同士が互いに燃料を供給し合う相乗作用によって激しく燃焼する。同社はすでに耐延焼性に優れる「エフシート」を製品化しているが、情報通信分野のノンハロゲングループケーブルなどに対応する新しいカバーシートの開発を進めてきた。
新製品はノンハロ難燃ゴムシートとステンレス箔を張り合わせた構造で、厚さは0・45ミリ。最も試験条件が厳しいスタイナートンネル燃焼試験で優れた水平耐延焼性を確認しており、またIEC332―3A燃焼試験でも高度な垂直耐延焼性を実証するなど、最高級の耐延焼性を有する。ハロゲンを含まないので、有毒ガス(ハロゲン化水素ガス)を発生しない。
製品はケーブルラック上に多条敷設されたグループケーブルにラックごと一括で巻き付ける。着脱が容易であるため、ケーブルの増設が自由にできる。同社従来品と比較し軽量で、裁ちばさみでも簡単に切断できるなど、施工性に優れる。
タイプはエフシート100NH(幅100センチ、質量24キログラム)、エフシート50NH(同50センチ、同12キログラム)の2種類。長さは1巻当たり各20メートル。
伸
銅品メーカーの米ミューラー・インダストリーズ社は10日、銅管メーカーの米ハルステッド・インダストリーズ社を買収することで最終合意に達したと発表した。ミューラー社は約9200万ドル相当を自社株で支払ってハルステッド社を事実上100%子会社とする。契約は年内に完了する予定。
ミューラー社(本社=テネシー州)は銅管、銅線・棒などを生産する伸銅品メーカー。バルブなどの銅管加工品も扱っており、米国、カナダ、仏、英などに拠点を持つ。ハルステッド社(本社=ノース・カロライナ州)はテネシー州、アーカンソー州などに生産拠点を持つ銅管メーカーで、1997年の売上高は約2億5000万ドル。ともに水道管、配管用銅管を得意としており、ミューラー社はハルステッド社を吸収合併することでスケール・メリット、合理化効果を追求する考え。
ハルステッド社は、神戸製鋼所の米国銅管生産拠点、コーベ・カパー・プロダクツ・インク(KCPI)から素管の供給を受けており、KCPI株式の15%を保有している。KCPIの株主構成は神戸製鋼所50%、三菱商事20%、日商岩井15%、ハルステッド社15%。
米
レイノルズ・メタルズ社は10日、北米飲料缶事業の米ボール・コープへの売却を完了したと発表した。売却額は約7億4600万ドルで、同社は2億ドルの税引後利益を見込んでいる。
国
際新地金協会(IPAI)は10日、6月末の西側世界のアルミ新地金在庫は157万2000トンで前月比4・0%減少、前年同期比横ばいだったと発表した。同期のアルミ全在庫は302万8000トン、前月比3・4%減、前年同期比1・0%減だった。
全
米アルミ流通協会(NAAD)はこのほど、サービスセンターの上半期のアルミ・ミル製品出荷は前年同期比10・0%増加したとの調査結果を発表した。
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