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2008年09月03日(水)
 国内銅製錬最大手のパンパシフィック・カッパー(PPC、東京・港)がまとめた2008年の銅需給は、ほぼバランスする見通し。

 主産地の中南米地域などで相次いだ生産障害により当初は供給不足を予測していた。しかし、米サブプライムローン問題や中国の金融引き締めの影響で銅消費の伸びが鈍化しているため、3万7000トンと若干の供給余剰に修正した。09年の需給は需要回復を見込むが、それを上回る増産で30万トンの供給余剰と予測している。
 アルミ二次合金各社と、ダイカスト・メーカーをはじめとする需要家筋との間で進められていた関西地区の8月積み製品値戻し交渉(単月積み、後決め)がこのほど、「大勢は7月比横ばいながら、一部キロ2―3円値上げ」(複数の合金各社営業担当者)で決着した。

 この結果、代表品種のAD12・1小口向け価格は、関西地区でキロ305―310円(最終需要家渡し、120日手形ベース)で変わりないものの、8月後半にかけて強含みで推移している。
 アルコニックスは本年6月から中国のマグネシウム地金製造を行う合弁会社、太原金威マグネ業有限公司から輸入を開始した。

 アルコニックスが数百トン単位で仕入れ、出資比率に応じて、神戸製鋼所、古河スカイ、住友軽金属工業に納入している。新会社は北京オリンピックに伴う環境規制の強化や電力政策により、稼働率が落ちている。10月からは再びフル操業する予定だ。