2008年10月14日(火)
 三井金属は2009年度から始まる次期中期経営計画で環境・リサイクルを基軸にした事業構造改革を実施する。現在は中核の亜鉛・鉛製錬所などを中心に、各拠点がそれぞれ製錬業という立場でリサイクル事業を展開している。

 次期中計では視点を変えてリサイクルを本業と位置付けた事業体制を整える。電子材料や自動車部品なども環境に主軸を置いた製品開発を進め、「総合資源循環型企業」に大きくかじを切る。
 日本軽金属は10日、100%子会社の日軽金アクトが、中国第2の生産拠点となる「日軽(上海)汽車配件有限公司」製造工場を竣工させ、開所式を行ったと発表した。

 同式には、石山喬・日軽金社長や清水幹雄・日軽金アクト社長他、現地取引先など約50人が出席した。新工場は2009年1月からサンルーフガイドレールの量産を開始し、来年が年産40万本、12年に110万本まで引き上げていく方針だ。
 中国市場においても日本同様アルミ二次合金需要が後退しており、現地の二次合金メーカーは大幅な減産を余儀なくされている。

 大手脱酸剤メーカー、日本金属が21%出資する中国のアルミ合金メーカー、広東隆達アルミは今年8月からフル稼働体制に移行したものの9月後半以降、受注量が大幅に減少した。現在の同社の月産量は1500トンと稼働率は約38%まで急落している。