|
2003年10月09日
・
鈴秀工業、「選択と集中」さらに加速
・ 鉄スクラップ市況、関東は4カ月ぶり天井感
・ 山陽特殊製鋼、個別技術3項目を供与
・ 日立金属、排ガス浄化用フィルターに進出
・ 谷本鉄鋼、経営基盤強化を推進
・ 鉄スクラップ市況、関東は4カ月ぶり天井感
・ 山陽特殊製鋼、個別技術3項目を供与
・ 日立金属、排ガス浄化用フィルターに進出
・ 谷本鉄鋼、経営基盤強化を推進
鈴秀工業(本社=名古屋市緑区大高町南関山35、鈴木清詞社長)は、第5次中期3カ年計画(2003年9月21日―2006年9月20日)を策定し、このほどスタートさせた。その狙いは第4次計画で実施した基幹事業である磨棒鋼・CH部門の強化・整備を踏まえ、ニーズの先取り、高付加価値化、ならびに体質強化により、「選択と集中」をさらに推し進める。最終年度の売り上げ目標は105億円、経常利益8億5000万円をめざす。
関東地区の鉄スクラップ市況は4カ月ぶりに天井感が台頭してきた。韓国向けを中心に輸出価格が弱含みに転じているうえ、国内電炉メーカーも収益圧迫要因として原料に対する高値警戒感を強めており、シビアな購買姿勢をとり始めているためだ。先行き小幅下げ場面を迎える可能性も出てきた。
山陽特殊製鋼(佐々木宏機社長)は、昨年8月に米国コーネックス社の一部門であるマックスチールと自動車用特殊鋼鋼材の製造に関する技術提携で合意に達し、両社間で具体的な項目について協議を進めてきたが、このほど「品質改善」「チタン添加肌焼鋼」「非鉛快削鋼」の3項目の個別技術供与契約をコーネックス社と調印した。これにより同社ではマックスチールに技術供与を近く開始し、日系をはじめとする自動車業界向けのビジネスチャンス拡大を図る。
日立金属は8日、ディーゼルエンジン排出ガス用のセラミックフィルターを開発し、今秋から日野自動車の超低PM排出ディーゼル「☆☆☆☆」適合車(大中型商用車)向けに本格的な量産を開始すると発表した。日立は排ガス浄化用フィルター分野に初めて進出することとなる。浄化・燃費性能の両立を実現したほか、製造コストの低減に寄与する大型一体成形構造の量産化を確立。国内で2005年に施行される「新長期排出ガス規制」にも適応が可能だ。
谷本鉄鋼(本社=大阪府泉大津市、向内勝海社長)は経営基盤の強化を推進する。財務面では9月末に旧・堺鉄鋼センターを売却、売却金を有利子負債の返済に充当する。これにより、借入金は今期(2004年1月期)末には120億円程度まで圧縮する。また、来年5月から2年をかけて、本社や関係会社など全社のコンピュータを入れ替える。投下金額は1億5000万円を予定している。