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2003年11月26日
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米鉄鋼SG対抗措置、253品目に30%報復関税
・ 鉄鋼主力9商社、軒並み収益改善
・ ステン専業4社、2社が経常黒字に転換
・ 中国、熱薄・厚板市況が続伸
・ 関東の鉄スクラップ、2月以来の1万7000円乗せ
・ 鉄鋼主力9商社、軒並み収益改善
・ ステン専業4社、2社が経常黒字に転換
・ 中国、熱薄・厚板市況が続伸
・ 関東の鉄スクラップ、2月以来の1万7000円乗せ
政府は米鉄鋼セーフガード(SG、緊急輸入制限)措置に対する対抗措置を、きょう26日、財務省の関税・外国為替等審議会で決定し、即日、世界貿易機関(WTO)に通報する。
鉄鋼に関しては米国から輸入実績のある310品目のうち、冷延鋼板、熱延鋼板、ステンレス鋼板など253品目を対象に、30%の報復関税を上乗せする。輸入実績のある鉄鋼品目のうちステンレススクラップ、合金スクラップなど原料系については対抗措置から除外された。このほか繊維、皮革製品には5%の関税を上乗せするなど、対抗措置の総額は107億円相当となる見通しだ。
鉄鋼に関しては米国から輸入実績のある310品目のうち、冷延鋼板、熱延鋼板、ステンレス鋼板など253品目を対象に、30%の報復関税を上乗せする。輸入実績のある鉄鋼品目のうちステンレススクラップ、合金スクラップなど原料系については対抗措置から除外された。このほか繊維、皮革製品には5%の関税を上乗せするなど、対抗措置の総額は107億円相当となる見通しだ。
鉄鋼主力商社9社の2004年3月期中間(連結)決算が出そろい、8社が前年同期比で増収、経常利益で8社中7社が増益となった。各社とも単価の改善と貿易の拡大が収益に大きく寄与した。当期損益は、前年同期は4社が赤字を計上したが、不良債権処理も前期でほぼ終えており、今期は全社が黒字化・増益を達成。通期見通しは、川鉄商事、住金物産が過去最高の利益を予想するなど9社中7社が増収、全社が増益を計画している。
ステンレス専業メーカー4社の2003年度上半期決算が25日までに出そろった。ニッケルなどの原料が高騰する逆境下、各社とも販売価格の是正やコスト削減を進め、連結業績は経常ベースで全社が増益、うち2社は黒字転換した。売上高は子会社の売却・売り上げ不振などが影響し、3社が減収。下期は原料高騰による一段の環境悪化が予想されるが、全社が通期の経常増益を見込んでいる。
中国の主要マーケットで熱延薄板および厚板市況が続伸している。現地の市場関係者らによると、このところの市況上昇を受けて先高観が強まる中、流通数量が減少、一方で需要が堅調なため上昇基調が続いているものとみられる。
熱延薄板については鉄鋼セーフガード対象品種で、割当数量枠の消化が急ピッチで進んでいることから来年にかけて輸入数量の減少が見込まれるため、市況は当面、強含み推移するとみられている。厚板についても一段高が予想されている。
熱延薄板については鉄鋼セーフガード対象品種で、割当数量枠の消化が急ピッチで進んでいることから来年にかけて輸入数量の減少が見込まれるため、市況は当面、強含み推移するとみられている。厚板についても一段高が予想されている。
関東地区の鉄スクラップ市況は、海外相場の上昇や東京製鉄宇都宮工場がスクラップ価格を過去最高値に引き上げたことで、中心値は本年2月以来のトン1万7000円に乗せた。宇都宮工場は21日に鉄スクラップ価格を700円値上げ、95年11月の工場開設以来の特級1万9000円とした。21―22日にかけ他電炉も500―700円方値上げし、地区市況は91年6月以来の水準に高騰している。