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2004年02月24日
東京製鉄(池谷正成社長)は23日、3月契約(23日売り出し、25日締め切り)の販売価格を全面値上げすると発表した。ホットコイルはトン1万円の上げで建値ベース6万2000円、H形鋼はトン1万2000円の上げで同7万円とするなど、約30年ぶりの大幅な引き上げ。
「市況も大きく好転してきたなか、国際的な原材料や製品マーケットの状況に合わせ」(安田英憲常務)、4カ月連続となる値上げを決めた。3年前に同社がホットコイル価格をトン1万円下げた際は、市場に「東鉄ショック」が走り市況は長く低迷したが、今回はそれに匹敵する幅での値上げ。すでに強含みで推移している市況は、さらに上昇基調を強めそうだ。
「市況も大きく好転してきたなか、国際的な原材料や製品マーケットの状況に合わせ」(安田英憲常務)、4カ月連続となる値上げを決めた。3年前に同社がホットコイル価格をトン1万円下げた際は、市場に「東鉄ショック」が走り市況は長く低迷したが、今回はそれに匹敵する幅での値上げ。すでに強含みで推移している市況は、さらに上昇基調を強めそうだ。
鉄鉱最大手の伯リオドセ(CVRD)は20日、鉄鋼最大手のルクセンブルクのアルセロールに年間2000万トンの鉄鉱石を09年まで供給する長期契約を結んだと発表した。
中国の上海宝鋼グループ向け供給を2000万トン、英コーラスを1000万トンに拡大する大型の長期契約を相次いで結んでいる。鉄鉱石需給が窮屈ななかで鉄鋼大手は安定調達のために契約を長期、大型化させており、CVRDは最大の供給力をテコに需要家を囲い込む。
中国の上海宝鋼グループ向け供給を2000万トン、英コーラスを1000万トンに拡大する大型の長期契約を相次いで結んでいる。鉄鉱石需給が窮屈ななかで鉄鋼大手は安定調達のために契約を長期、大型化させており、CVRDは最大の供給力をテコに需要家を囲い込む。
中国最大の鉄鋼企業、宝山鋼鉄はこのほど第2四半期(4―6月)出荷分の国内リストプライス引き上げを決めた。関係筋によると薄板類の上げ幅(ベース価格)は100(12ドル)―500元(60ドル)。
3四半期連続の値戻しで、この間の上げ幅はホットコイル(酸洗)1000元、冷延コイル400元、亜鉛めっき鋼板500(溶融)―700元(電気)に達し、直近の最高水準だった03年第2四半期のレベルをおおむね超えてくる。アジア市況を牽引する中国市場のプライスリーダーである宝鋼の追加値戻しは、周辺諸国の鉄鋼各社にとって追い風となるが、その一方で市況急騰後の反動が懸念されるとの指摘もある。
3四半期連続の値戻しで、この間の上げ幅はホットコイル(酸洗)1000元、冷延コイル400元、亜鉛めっき鋼板500(溶融)―700元(電気)に達し、直近の最高水準だった03年第2四半期のレベルをおおむね超えてくる。アジア市況を牽引する中国市場のプライスリーダーである宝鋼の追加値戻しは、周辺諸国の鉄鋼各社にとって追い風となるが、その一方で市況急騰後の反動が懸念されるとの指摘もある。
財務省は23日、2004年1月分貿易統計(速報)を発表した。輸出は4兆2777億円(前年同月比11・3%増)、輸入は3兆7706億円(同0・8%増)と増加、貿易バランスは5071億円(同393・4%増)の黒字となった。輸出入とも2カ月連続の増加で、黒字額は300%以上の大幅増とともに7カ月連続を記録した。
鉄鋼は全世界で輸出が294万3000トン(同17・8%増)、金額1686億4900万円(同20・6%増)、輸入が54万2852トン(同6・6%減)、379億8700万円(同21・9%増)と前年同月を上回った。
鉄鋼は全世界で輸出が294万3000トン(同17・8%増)、金額1686億4900万円(同20・6%増)、輸入が54万2852トン(同6・6%減)、379億8700万円(同21・9%増)と前年同月を上回った。
関東地区の鉄スクラップ市況が続騰している。東京製鉄は21日から、全工場で鉄スクラップ購入価格を1000円値上げ(宇都宮工場で特級2万6500円)した。他電炉も前週末にかけ1000―1500円購入価格を引き上げ、地区市況は85年7月以来のトン当たり2万4000円を突破した。国内需給は引き続きタイトな状況が続いており、さらに上伸する可能性が高まっている。