|
2004年04月07日
・
世界還元鉄生産、03年過去最高の5000万トン
・ JFEスチール・福山第5高炉、炉容積5500立方メートルに拡張
・ テヅカ、欧州社からスクラップ処理機の独占販売権
・ 三井物産特殊鋼、精密ステン管事業を拡大
・ ステンレス鋼板、玉不足が深刻化し輸入急増
・ JFEスチール・福山第5高炉、炉容積5500立方メートルに拡張
・ テヅカ、欧州社からスクラップ処理機の独占販売権
・ 三井物産特殊鋼、精密ステン管事業を拡大
・ ステンレス鋼板、玉不足が深刻化し輸入急増
直接還元鉄の03年の世界生産は4945万トンと過去最高だった02年実績を約10%上回った。神戸製鋼所の100%子会社の米ミドレックスが調査、6日発表した。中国の需要増を背景とした世界的な鉄源需給のひっ迫が増産につながった。中国の需要増、鉄鉱石、原料炭の不足状態が続くなか、代替鉄源として04年も還元鉄生産が増える見通し。
神鋼は今月から新鉄源プロジェクト本部を立ち上げて態勢を強化し、ミドレックスのほか、ファストメットなどの豊富なメニューを武器に還元鉄製法の売り込みを強める。
神鋼は今月から新鉄源プロジェクト本部を立ち上げて態勢を強化し、ミドレックスのほか、ファストメットなどの豊富なメニューを武器に還元鉄製法の売り込みを強める。
JFEスチールは6日、西日本製鉄所福山地区第5高炉の改修工事を05年1―3月に実施、炉容積を4664立方メートルから5500立方メートル程度に拡張すると発表した。新・第5高炉は同社にとって最大、世界でも最大級となる。投資金額は210億円。
改修は老朽化による出銑能力の低下などに対応するもの。炉容拡大は低操業時の安価原料の使用、出銑比引き下げによる炉命の長期化などコスト削減が狙い。超短期改修工法である「大ブロックリング工法」を採用し、過去最短となる60日程度の工期を見込む。
改修は老朽化による出銑能力の低下などに対応するもの。炉容拡大は低操業時の安価原料の使用、出銑比引き下げによる炉命の長期化などコスト削減が狙い。超短期改修工法である「大ブロックリング工法」を採用し、過去最短となる60日程度の工期を見込む。
スクラップ処理機械製造・販売のテヅカ(本社・福岡県粕屋郡、下田善吉社長)は、欧州の大手スクラップ処理機械メーカー、シエラ・ヨーロッパ・リサイクリング社(本社・アイルランド、マルコ・ガル―ティ社長)と販売協定を締結した。
車載型の処理機械、シャー&プレス機とエコノベーラーの2機種の日本での独占販売権と中国、台湾、韓国での並行販売権を獲得した。4月から全国的に販売活動を展開する。当面年間で各12基の販売を目標にしている。また近く韓国で現地法人を設立することも計画しており、同製品の韓国での販売とテヅカ製品の韓国での製造販売にも乗り出す。
車載型の処理機械、シャー&プレス機とエコノベーラーの2機種の日本での独占販売権と中国、台湾、韓国での並行販売権を獲得した。4月から全国的に販売活動を展開する。当面年間で各12基の販売を目標にしている。また近く韓国で現地法人を設立することも計画しており、同製品の韓国での販売とテヅカ製品の韓国での製造販売にも乗り出す。
三井物産特殊鋼(MSS、本社=東京都千代田区、前田忠男社長)は3月末、第一チューブラー工業(本社=東京都千代田区、中村勇社長)の持つ高砂鉄工の精密ステンレス鋼管の販売権を取得した。取得額は不明。業務用複写機や印刷機の高機能化に伴う精密ステンレス鋼管の需要増に対応するのが狙い。
MSSは製造元の高砂鉄工との連携を強化し、製品の品質管理やサポート態勢を充実する。同事業の年商は2億円だが、拡販によって5億円まで引き上げる考え。
MSSは製造元の高砂鉄工との連携を強化し、製品の品質管理やサポート態勢を充実する。同事業の年商は2億円だが、拡販によって5億円まで引き上げる考え。
ステンレス鋼板の玉不足が国内市場で深刻化し、足元で輸入が急増している。財務省統計によると、ステンレス鋼板類の輸入量は本年1月に過去最高となる1万3021トンをつけ、2月には1万4586トンとこれを更新。2002年の月間平均4750トン、03年の5802トンと比べ、相当な水準に達している。
「おう盛な内需や国内メーカーの生産ひっ迫を背景に、十分な玉を確保できない流通業者や需要家が、海外メーカーからの調達を増やしている」(商社貿易担当)ようだ。
「おう盛な内需や国内メーカーの生産ひっ迫を背景に、十分な玉を確保できない流通業者や需要家が、海外メーカーからの調達を増やしている」(商社貿易担当)ようだ。