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2004年06月25日
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中国 シリマン市況、底入れ反転
・ 三菱商事・金属部門、今期も過去最高を更新へ
・ POSCO、日本産鉄スクラップ8500トン契約
・ 「市場に弱気材料なし」 全国小棒懇
・ 住金小倉、対韓水砕スラグ11万トン成約
・ 三菱商事・金属部門、今期も過去最高を更新へ
・ POSCO、日本産鉄スクラップ8500トン契約
・ 「市場に弱気材料なし」 全国小棒懇
・ 住金小倉、対韓水砕スラグ11万トン成約
中国のシリコマンガン市況が底入れ反転し始めた。中国の輸出提示価格は2月の1トンCIF1400ドルをピークに下落して6月中旬に800ドル以下も出ていたが、足もとでは800ドル後半から900ドル前半に戻っているようだ。欧米が1500ドル前後の高値を維持しているなか、中国内の調整が収束しつつあるのに加えて、手持ちを抱えた日本の需要家も一部買い始めている。中国の生産者が安値に抵抗し始めており、今後日本の買いが本格化する過程で再び高値を追う可能性も出てきた。
三菱商事の金属部門は、04年3月期決算で過去最高、前期比約30%増の310億円の連結純利益を計上したが、今期についても前期を上回る利益レベルをめざすことになる。同社は連結純利益を前期の1150億円から1300億円に引き上げる計画を打ち出しており、金属部門としても増益を図る。
POSCOは今週初め、日本産鉄スクラップの入札を行い、新断ちスクラップ8500トンを契約した。CIFベース(光陽製鉄所)でトン当たり2万5200円。5月の入札に比べ1300円のアップ。同時に極東ロシアスクラップの入札も実施しており、1万5000トンを契約した。ボーナスグレードで210ドル(CIF)前後の成約価格になったもよう。この分は、5ドル程度の下げ。ただINIスチールが先に契約した3A基準の価格215ドルに比べると小幅上昇している。
全国小棒懇談会(会長=栗川勝俊・新日本製鉄取締役建材事業部長)は24日、定例の記者会見を開き、栗川会長は「マーケットに弱気材料はない」との認識を示し、「鉄スクラップ価格は底を打ち、メーカーは自信を持って販価6万円をめざすことができる。H形鋼や厚板からみておかしくない水準。小棒は中間在庫が少なく、電炉の生産が即需給に影響を与える。需要見合いの生産を大事にすれば心配することはない」とメーカーの生産がカギを握るとした。
住友金属小倉(本社=北九州市)は、昨年度からセメント用原料として韓国向けに水砕スラグの輸出を開始しているが、2004年度は前年度比倍増の11万トンにすることで合意した。韓国は年間5000万トンのセメントを生産しているが、高炉セメントの原料となる水砕スラグは、POSCO1社の供給で構造的に不足している。このため地理的に近い住金小倉が昨年度から輸出を開始している。扱いは、系列のエンジニアリング会社・住金リコテック(北九州市)が行う。