2004年07月13日
 住友金属工業は、プロジェクト向け鉄骨用厚板の販売価格是正を進める。需給タイト化が深刻化するなか、「鉄骨用厚板の陥没幅はいぜん大きい」(小川眞一常務)として、年度内にも切板ベース9―10万円の水準に引き上げたい考え。昨年度からトン1万円以上の値上げを実現し、一部では10万円以上の高値も通っているが、大半は「まだ1万円以上足りない」(同)として、早期是正に取り組むもの。
 住友金属工業子会社のスチールホイールメーカー、リンテックス(本社=倉敷市、小口智惟社長)とメタルワンは12日、スチールホイール製造・販売事業の中国進出を決めたと発表した。約16億円を投じて、広東省広州市に年産250万本規模の合弁会社を立ち上げる。生産開始は2006年初。リンテックスは中国進出で、スチールホイールの日・米・欧・中世界4極同品質供給態勢を確立、日系自動車メーカーのグローバルな部品調達ニーズに応える。
 パイプ、鋼材、建材などを扱う有力商社の森定興商(本社=名古屋市中村区名駅3―22―8、森裕之社長)は12日、野水鉄興(大西紳也社長)から浦安第一倉庫(千葉県浦安市鉄鋼通り2―6―10)を購入した、と発表した。東京支店(東京都江東区)と市川倉庫(千葉県市川市)を集約し、8月23日から新拠点「東京支店・浦安流通センター」として業務を開始する。投資額は土地・建屋・改修費・移転費用など込みで約7億円。
 自動車メーカーは12日、2005年1月に施行される自動車リサイクル法に基づく、使用済み自動車のリサイクル料金を公表した。それによると、軽・小型乗用車は1台当たり7000―1万6000円前後、普通乗用車で同1万―1万8000円前後、中・大型トラックで同1万―1万6000円前後、大型バスで同4万―6万5000円前後。同法はフロン、エアバッグ、シュレッダーダストの3品目を対象としている。メーカー各社は今月中にも3品目、車種ごとに自社ホームページなどで正式な料金を発表する。
 サンコール(本社=京都市右京区梅津西浦町14、幸元攻社長)はこのほど、2010年をメドに連結ベースで売上高500億円以上、経常利益率とROEともに15%以上確保を主軸とする「経営ビジョン515」を策定した。超精密加工技術分野での新製品開発とともに、重点製品の改良・改善を進め、業容拡大を図る。