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2004年10月05日(火)
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アルセロール、世界シェア倍増へ
・ 住友金属、リオ・ティントと包括契約を締結
・ メタルワン、中国に統括会社設立
・ 日立金属、「産・官・学」で新技術開発
・ 小棒輸出、3カ月連続増の6.5万トン
・ 住友金属、リオ・ティントと包括契約を締結
・ メタルワン、中国に統括会社設立
・ 日立金属、「産・官・学」で新技術開発
・ 小棒輸出、3カ月連続増の6.5万トン
鉄鋼最大手のアルセロールのギー・ドーレCEOは現地3日、トルコで開催中のIISI年次総会の会場、チュラーンパレスホテルで記者と懇談し、アルセロールの収益性は好転しており、「来年はさらに拡大する」との見通しを示し、「現在の世界シェア約5%(年間粗鋼約4000万トン)を向こう10年の間に倍にしたい」と意欲を示した。
住友金属工業は4日、英資源大手のリオ・ティントとの間で、鉄鉱石、石炭の長期購入契約や原料輸送の協力などを含む包括基本契約を締結したと発表した。鹿島製鉄所の新第1号高炉稼働で所要量が増加する原料の安定調達が狙い。提携を通じて長期安定的に優良な鉄鉱石、原料炭などの原料を確保するとともに、技術交流などを通じて資源大手の一角との関係を強化する。
メタルワンは中国市場対応強化を目的に、中国統括機能および輸出入・内販権を持つ現地法人・メタルワン中国を2005年早々に立ち上げる方針である。併せて営業拠点・事業会社の機能拡充を推進、中国国内の鋼材取扱量を05年に200万トン(02年107万トン)に引き上げるとともに中国関連事業の収益向上を図る考え。
日立金属は、島根県が中心となり島根大学を含めた「産・官・学」で進めているプラズマ利用技術開発プロジェクトを通じ、開発した表面処理技術を来年にも事業化する。ソフトビジネスパーク島根内に「表面改質センター(仮称)」を開設し、国内初となる「金型用のPVD複合コーティング」の製品開発と表面処理サービスを開始する。総投資額は5億円。開発とサービスを両輪で進め、ノウハウ蓄積↓産・官・学へのフィードバック↓サービス高度化―という「複合メリット」の発揮を狙う。
小棒の8月輸出は前月比15・7%増の6万4680トンとなり、3カ月連続で上回った。前年同月比は22・8%減、1―8月累計は16・6%減の54万9180トンと2割前後の減少ペース。輸出価格がメーカーの出荷単価を下回り、メーカーの成約意欲は減退している。比較的価格が高い米国向けが7月から3万トン台で堅調。韓国向けは2万トン台と春先の勢いを失い、低調に推移している。