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2004年11月02日(火)
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神戸製鋼、中国に特殊鋼線材の加工拠点設立
・ 日本電工、徳島工場の拡張完了
・ 05年の中国石炭輸出枠、04年並みの8000万トン
・ JFES、04年度シームレス管生産は40万トン水準に
・ 薄板3品在庫、国内向け大底間近か
・ 日本電工、徳島工場の拡張完了
・ 05年の中国石炭輸出枠、04年並みの8000万トン
・ JFES、04年度シームレス管生産は40万トン水準に
・ 薄板3品在庫、国内向け大底間近か
神戸製鋼所は1日、中国・広州市近郊に、特殊鋼線材の2次加工拠点を設立すると発表した。メタルワンと神鋼系の線材加工メーカーである協同シャフト、杉田製線の4社共同出資。日系自動車の生産基地である広州地区で、懸架ばね用の磨棒鋼と高強度ボルト・ナット向けの冷間圧造用鋼線を供給する。年産能力約1万5000トン、2006年4月の稼働予定。中国での自動車向け鋼線の拠点進出は日本初。神鋼は、中国・華東地区にも同様の拠点設立を検討しており、タイに持つ加工会社と併せてアジア圏における特殊鋼の供給態勢を強化する方針。
日本電工(橋啓悟社長)は徳島工場の高炭素フェロマンガン生産能力25%増強工事を9月末に完了した。年産能力を20万トンに増強する工事を当初予定より1年前倒しで完了した。国内の堅調な粗鋼生産と使用原単位増による需要増に応え、既存の需要家を中心に2005年は販売量を20万トンに本年見込みから25%増やす。
日本の商社、製鉄メーカーの情報によると、中国の国家発展改革委員会は先週、2005年の石炭輸出許可証(EL)を04年並みの8000万トンとする方針を明らかにした。原料炭の割当分や積み残し分の扱いなど不透明な部分は残るが、総量として大幅な削減は回避される見通し。中国が国内需要増に対処するために輸出を減らしていることが世界の供給を窮屈にする一因になっている。とりわけ原料炭の輸出を減らして、輸入を増やすことで、04年にも純輸入国に転じると見られ、中国が世界需給の最大の変動要因になっている。
JFEスチール鋼管セクター(セクター長=今村晴幸・常務執行役員、知多製造所長)は、知多製造所で生産しているシームレス鋼管に関して、国内外の旺盛な需要を背景に、現行シフトでミルがフル稼働となっており、2004年度の生産量は前年度比30%前後、当初計画比15%前後の増産となる、40万トンレベルになる見通しだ。
国内の薄板在庫は、大底に近いとの見方が出ている。堅調な需要に対応して高水準の生産となる中、薄板3品在庫は再び380万トン台となり、適正圏内を維持。流通ではコイルセンター在庫がほぼ横ばい推移に落ち着く一方で、需給タイト感は月を追うごとに強まっている。在庫の低水準は続くものの、減少ペースは緩む可能性がある。