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2005年04月20日(水)
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04年度粗鋼生産 25年ぶりの高水準
・ 1―3月世界粗鋼生産 2.6億トン
・ 東京製鉄、全品種 5月販価据え置き
・ 住友金属、文部科学大臣・技術賞を受賞
・ 鋼材輸出、タイ向け400万トン突破か
・ 1―3月世界粗鋼生産 2.6億トン
・ 東京製鉄、全品種 5月販価据え置き
・ 住友金属、文部科学大臣・技術賞を受賞
・ 鋼材輸出、タイ向け400万トン突破か
日本鉄鋼連盟が19日発表した2004年度の全国粗鋼生産量は国内外の好調な鋼材需要を映して前年度比1・7%増の1億1289万トンと、25年ぶりの高水準となった。1億トン台乗せは00年度以降5年連続。生産量としては73年度(1億2002万トン)、74年度(1億1403万トン)、79年度(1億1301万トン)に次ぐ過去4番目の水準。熱間圧延鋼材も90年度に次いで過去2番目の生産量を記録した。
世界鉄鋼協会(IISI)が18日発表した3月の粗鋼生産実績によると、61カ国の生産量は9285万9000トンと前年同月比6・5%増加した。中国は24・1%増の2754万4000トンと3カ月ぶりに月間記録を更新し、年率3・3億トン水準に拡大した。1―3月の61カ国生産は2億6720万2000トンと前年同期比6・5%増加。中国は7778万6000トンと23・8%増だった。
東京製鉄(池谷正成社長)は19日、5月契約分の店売り向け販売価格を全品種で据え置くと発表した。「米欧で在庫調整のため一服感がみられ、東アジアの鋼板市況はホットコイルで10―20ドル下落した。製品価格については内外の動向を見極めるため1カ月間様子をみる」(大堀直人取締役営業本部長)。19日売り出し、21日締め切り。
また、中国で反日デモが激化していることについて、「今後の鋼材市況への影響に注目している」(同)と話した。
また、中国で反日デモが激化していることについて、「今後の鋼材市況への影響に注目している」(同)と話した。
住友金属工業は「高品質・高速 丸ビレット連続鋳造技術の開発」で、2005年度文部科学大臣表彰・科学技術賞を受賞することになった。シームレス鋼管の母材を造る工程の技術開発で、同開発により欠陥のない丸ビレットを高能率で製造することができるようになり、連続鋳造工程と製管工程が完全に直結したシームレス鋼管製造工程を可能にした。
日本からタイへの2004年度鉄鋼輸出量は、初めて400万トンを超えそうだ。タイは自動車、家電など高級鋼板需要が好調で、現地冷延メーカー向けホットコイルなど薄板類が輸出の9割近くを占める。日本国内の需要がおう盛でメーカーの輸出余力が落ち韓国、中国向けが減少する中、輸出先3番手のタイ向けは前年度比約10%増加する見通し。現地日系自動車メーカーは増産対応を進めており、日本高炉はさらに薄板の供給増を迫られそうだ。