2005年09月06日(火)
 住友金属工業は国内造船各社との間で、本年度下期納入分の厚板ひも付き価格をトン5000円値上げすることで合意した。これによりベース価格はトン6万円に達した。ただ、国際価格や他分野向けひも付き価格と比較してなお格差があることから、2006年度も値上げ交渉を継続する方針。

 エキストラの是正については、今回2000―3000円の引き上げを要請していたが、来年度の交渉に持ち越しとなった。
 JFEエンジニアリンググループの環境リサイクル企業、JFE環境(福武諄社長)は5日、2006年4月をめどに、宮城県仙台市で容器包装プラスチックのマテリアルリサイクル事業、蛍光灯リサイクル事業、廃木材リサイクル事業の3事業をスタートすると発表した。
 普通鋼電炉工業会(会長=猪熊研二・合同製鉄社長)は5日、正副会長会議および理事会後に定例の記者会見を開き、猪熊会長は「世界の需給調整も解決される方向がみえ、東京製鉄も価格を上げたことで悪い要因は消えた。需要も堅調であり、あとは適切に対応すればよい」と電炉業を取り巻く状況が好転したと評価した。
 三榮(本社=大阪市生野区巽東3―4―41、佐伯爲次社長)は、ユーザーニーズへの一層の対応強化を目的に全社的な設備拡充を進めている。

 8月からは奈良工場(奈良市蘭生町1569―1)自動研磨ラインが本格稼働を開始したほか、今月中には平野工場(大阪市平野区加美北5―4―26)へシャーリング機増設を予定しており、設備投資額は両工場合わせて約1億7000万円。設備増強により、即納態勢強化と加工サイズの範囲拡大を図る。
 住友商事は5日、中国・石家庄市の工具メーカー、石家庄河冶工模具有限公司の増資を引き受け、高速度鋼の工具製造事業に進出すると発表した。増資を受けて工場を新設するなどで2、3年で生産規模を3倍に拡大する。

 初年度10億円、3年後に16円の販売額を目指し、3年後で米国向け50%、日本向け15%程度の販売に移行する考え。住友商事は成長する中国市場で基幹産業に関与し、タングステン鋼の安定ソースを確保する狙いだ。