2006年08月10日(木)
 新日本製鉄名古屋製鉄所は、2006年度第4四半期(07年1―3月)に着工する第1高炉拡大改修に同調するかたちで転炉を2基から3基体制に体質強化を図り、製銑・製鋼で高級鋼を中心に現状比10%程度の上方弾力性を確保する。

 新日鉄としては君津・大分両製鉄所の能力増強と合わせて09年度前半をめどに単体粗鋼3500万トン体制を確立。関連会社やアライアンス先の能力活用を含めて4000万トンを視野に捉える。
 関東地区の鉄スクラップ輸出価格が3カ月連続で下落した。電炉メーカーの夏季減産や工場炉休、海外からの引き合いが弱くなっていることが要因だ。関東鉄源協同組合(理事長=渡辺淳・丸和商事社長)が9日に行った9月積みの鉄スクラップ輸出入札(H2)は、平均落札価格が前月比785円安のFASトン2万5270円となった。
 JFEスチールは9日、クロム系ステンレス薄板の国内店売り向け価格を9月契約分(11月出荷)からトン1万円値上げすると発表した。2005年4月以来の値上げで上げ幅は約5%。足元の原料価格上昇分を価格転嫁する。ひも付きも需要家ごとに値上げ交渉を開始しており、ニッケル系販価が急上昇を続けるなか、クロム系への鋼種転換を進める考え。
 鉄鉱最大手の伯リオドセ(CVRD)が2日発表した4―6月の生産実績によると、鉄鉱石の生産は前年同期比8・6%増の6590万トンと四半期最高だった。年率生産は2億6400万トンと2005年実績を3000万トン上回るペース。1―6月実績では12・8%
 JFEテクノリサーチ(本社=東京都中央区日本橋、資本金1億円、藤井徹也社長)は、2004年10月の合併発足後、順調に業容を拡大している。05年度業績は売上高168億円(04年度154億円)、経常利益16億4000万円(同9億5000万円)の増収大幅増益だった。

 中期経営計画を本年4月にスタートしたところだが、最終08年度の業績目標を初年度に前倒し達成する勢いで、早くも計画自体の見直しを迫られている。