|
2007年10月22日(月)
日本鉄鋼連盟が19日発表した2007年度上半期(4―9月)の全国粗鋼生産量は前年同期比3・0%増の5980万トンと、年度半期としては73年度の下半期・上半期に次ぐ史上3番目の高水準になった。製造業向けを中心した国内外の鋼材需要が旺盛で、高炉各社が高い生産水準となったことに加え、電炉メーカーの生産も好調を維持した。
日本鉄鋼連盟の馬田一会長(JFEスチール社長)は19日、2007年度の原燃料フレートコストが日本の鉄鋼業全体で前年比8000億―9000億円増加するという見方を明らかにした。
4月時点では7000億円程度としていたが、その後のフレート高騰や鉄スクラップ上昇などで影響額が一段膨らむ。今後始まる来年度の主原料交渉も「厳しい交渉になる」と馬田会長は見ており、原料が引き続き業界の大きな懸念材料になりそうだ。
4月時点では7000億円程度としていたが、その後のフレート高騰や鉄スクラップ上昇などで影響額が一段膨らむ。今後始まる来年度の主原料交渉も「厳しい交渉になる」と馬田会長は見ており、原料が引き続き業界の大きな懸念材料になりそうだ。
共英製鋼は19日、11―12月の2カ月間、枚方事業所・枚方工場(大阪府枚方市)と名古屋事業所(愛知県海部郡)の2工場の異形棒鋼の生産を前年同期比20%削減すると発表した。11月の異形棒鋼の売り出し量(契約量)は枚方工場については前月比半分とし、価格は据え置きとする。名古屋事業所の11月の契約量は前月並みを予定している。
玉造(本社=大阪市西区、中本茂社長)は名古屋事業所・玉川工場の切板設備の大幅な更新とレイアウト改善を進めており、来年1月にも作業を完了させる。
具体的にはレーザー切断機2基と全面更新するとともに、NC熔断機10基を最新鋭機6基に切り替えるもので、投下金額は全体で約2億5000万円。今回の設備の大幅な更新は老朽化対策を図るとともに、切板の品質の向上と生産性の引き上げが狙い。
具体的にはレーザー切断機2基と全面更新するとともに、NC熔断機10基を最新鋭機6基に切り替えるもので、投下金額は全体で約2億5000万円。今回の設備の大幅な更新は老朽化対策を図るとともに、切板の品質の向上と生産性の引き上げが狙い。
関東地区電炉メーカー各社の鉄スクラップ購入価格が先週末、さらに下落した。直近の価格は、H2ベースでトン3万8000―3万9000円前後、高値4万円で推移している。輸出配船の低迷などにより、市中玉の大半が地場メーカーへ流れていることが要因とみられる。