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極厚亜鉛めっき鉄線のパイオニア―サクラテック

2008年01月30日(水)
 JFEスチールは29日、商船三井と共同で開発した高耐食性厚鋼板「JFE―SIP―OT」が、30万トン級の超大型タンカー(VLCC)に本格採用されたと発表した。

 原油タンカーのカーゴオイルタンク用に開発した新耐食鋼は、タンク底板の孔食速度を従来鋼の5分の1に抑制し、さらに上甲板裏の全面腐食に対して優れた防食性を発揮する。実船への本格採用により新耐食鋼の有効性を実証し、国際的にアピールしていきたい考えだ。
 日本貿易保険(NEXI)と伯資源大手のバレ(CVRD)は29日、東京・虎ノ門のホテルオークラで資源開発プロジェクト開発の相互協力協定(MOU)に署名した。日本企業の参画が可能なバレの資源開発案件に関して協力し、資源エネルギー総合保険などの資金協力を視野に支援する。総合資源会社のバレとの協力を通じて、鉄鉱石など日本向けの資源を長期安定確保する案件を発掘、支援する狙いだ。
 シーヤリング工場(本社=堺市西区、永吉明彦社長)は5月の連休をめどに、本社工場の加工部門で行っているパワースラブの部材製作を他の場所で行う計画。現段階では本社工場から大阪市住之江区内の倉庫に設備を移し、生産を行う予定。

 今回の製作移転は本社工場への新熱処理炉の導入計画に伴い、そのスペースを確保するのが狙い。また、この一環として、同部門で行っていた造船ブロックの生産も今期末(2008年3月末)で休止する。
 新日鉄化学(本社=東京都千代田区、兵頭義雄社長)は29日、機能樹脂事業の新規商品である高耐熱透明材料「シルプラス」の商業生産に向けて九州製造所(北九州市戸畑区)に10億円強を投じ、年産能力60万平方メートルのフィルム工場を新設すると発表した。本年3月着工、2009年4月稼働開始を予定する。

 同社は市場開拓と研究開発を推進し、能力増強投資も視野に入れ、シルプラスを数年内に年間300億―400億円の事業に育成する考え。
 関西地区のH形鋼は2000円方上伸し、1980年以来27年ぶりにトン当たり8万5000円(置き場渡し、ベースサイズ)どころが実勢化、市況はさらに上値をめざし強含みで展開している。

 要因としては、鉄スクラップや副資材の高騰を背景に、メーカーが大幅な製品値上げを発表するとみられており、先高を予測して扱い流通が価格転嫁に注力していることが挙げられる。