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2010年03月19日(金)
 韓国の大手商社、大宇インターナショナル(本社=ソウル仁川市)はこのほど、アラブ首長国連邦(UAE)の大手アルミ製錬メーカー、エミレーツアルミニウム(通称エマール)と長期契約を締結した。大宇は4―12月にかけてエマールからアルミ新地金インゴットを7万トン購入する。大宇は中国の製錬メーカーに代わる主要供給ソースの一つとしてエマールに期待を寄せている。

 エマールはドバイアルミニウムとアブダビ政府系投資会社、ムバダラが折半で共同出資し、09年12月から操業開始、本年から本格稼働している。
 ニッケル系スクラップの需給が引き締まっている。ステンレス、特殊鋼メーカーの需要回復に発生が追いついていない。米国もスクラップ発生が少なく、輸入品の手当ても難しくなっている。4月以降のメーカー需要には不透明さがあるものの、タイトな状況は今後も継続しそうだ。
 オーストラリア西部にある世界最大のタンタル鉱山の再開時期に注目が集まっている。豪タリソン・ミネラルズ社が2008年12月に世界シェア30%のウドギナ鉱山を停止したことから、現在はメーカー在庫やアフリカ産などに依存している。

 しかしアフリカ産の一部には違法採掘や反政府勢力の資金源になっているとの批判があり使用禁止の動きもある。景気回復によりメーカー在庫も消化が進んでいるため、鉱石需給は徐々に引き締まるとみられ、業界関係者はウドギナ鉱山の動向を注視している。