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2009年07月03日(金)
 日鉱金属の電材加工製品の生産が回復基調にある。磯原工場(茨城県)で生産しているスパッタリングターゲット材は液晶パネルの透明電極に使うITO(インジウム・錫酸化物)やハードディスク(HD)用の白金系材料がフル生産に入った。

 白銀工場(茨城県)やフィリピンの銅箔も足元の受注は一服しているが、ピークだった2008年上期の8割まで生産が回復している。伸銅品の倉見工場(神奈川県)も7月の生産はピーク時の9割まで戻る見通しだ。
 日本伸銅は8月下旬に新工場の建設に着手する計画だ。このほど周辺の道路インフラ整備が完了したため、今月下旬に機械設備の基礎工事に先行して取りかかり、堺市から建築許可が下りる8月下旬に工場建屋を着工する。建屋の完成は来年3月、設備の稼働は7月の予定。
 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)はこのほど、国家備蓄対象のモリブデンの備蓄積み増しを発表した。1992年以来17年ぶり。一般競争入札でモリブデン鉱(クルードオキサイド)を300トン(純分重量)買い入れ、現在国内消費の17日分の備蓄量を25日程度まで引き上げる方針。