2013年12月5日

韓国鉄スクラップ、メーカ主導で下落へ

 韓国の鉄スクラップ市場は、電炉メーカー主導での値下げ場面が一般化してきた。値上げは11月だけで、平均してトン当たり4万ウォン前後の値上げ。僅か1カ月で今週から下げ局面に転換した。すでに現代製鉄、東国製鋼、韓国鉄鋼など4社が2日から1万ウォン値下げに踏み切っている。残りの電炉も16日からの1万ウォン値下げで追随する。メーカー在庫も2日からの値下げで出荷が改善しており、増加に転じている。