2013年12月27日

新日鉄住金エンジ・中国合弁、免制震部材を初納入

 新日鉄住金エンジニアリング(高橋誠社長)は26日、同社と宝鋼エンジニアリング、上海現代建築設計の3社が出資する免制震デバイス事業を手掛ける合弁会社「上海力岱結構工程技術」が、メーン商品である耐震用座屈拘束ブレース「LD―UBB」に関して、9月に「上海国際自動車販売センター」(受注=23本)向けで、10月に「虹橋国際展示場」(同42本)向けでそれぞれ受注し、12月中旬に納入を完了したと発表した。特に上海市が発注した「虹橋国際展示場」は同市注目プロジェクトで、耐震用座屈拘束ブレース市場における上海力岱の認知度向上につながると期待している。