2014年2月19日

中国 13年稼働の高炉、4割減 能力拡張は止まらず

 中国で2013年に稼働した高炉の数は22基と前年比16基、42%減少した。総炉内容積2万8000立方メートル、設計年産能力2500万トンと、いずれも50%減少。政府の建設認可の厳格化や、不採算が続く鉄鋼メーカーによる投資抑制などが理由とみられる。ただ、能力拡張は止まらず、全粗鋼能力は10億トンを超えていると言われる。老朽化・小型高炉の廃棄が一方で進められているが能力増強に追いつかず、供給過剰の状態がなお続く見込みだ。

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