2014年7月16日

日鉄住金物産上海芸友金属、自動車鋼板加工に注力

 日鉄住金物産の中国コイルセンター(CC)、上海芸友金属制品は、自動車向けなど新規需要家を増やし、高水準の加工を続ける方針。2013年に立ち上げた第2工場の能力を生かして自動車部品向けの鋼板加工に力を入れ、伸びる需要を取り込んでいる。需要家先の省力化に寄与するオシレート機をこのほど増設し、欧米企業向けの受注増にも対応。現地系CCの台頭や人件費増など経営環境が厳しさを増す中、選別受注を進め、収益を確保する考えだ。