2015年1月9日

タイ政府、日本製熱延鋼材輸入の15年無税枠を半減

 タイ政府は日タイ経済連携協定(EPA)に基づく2015年分の熱延鋼材輸入の無税枠を計53万トンと提示した。昨年実績の半分以下にとどまり、日本側の要請を大きく下回る。日本側はタイ国内の完成車生産見通しに基づいて必要量を試算したうえで、枠の確保を要請しており、増量に向けてタイ側に再考を求めている。タイ側も期中で見直す構えを見せており、必要枠を確保する交渉が続きそうだ。

スポンサーリンク