2017年12月4日

宝武鋼鉄集団、21年までに粗鋼能力1億トン目指す

 【上海支局】中国鉄鋼最大手の宝武鋼鉄集団は2021年までに粗鋼生産能力を年間1億トンに増やす計画だ。16―18年の間は現行の7000万―8000万トンの能力を保ちつつ製造の知能化を進め、19―21年に企業統合などで1億トンを目指す。生産の8割以上を普通鋼、ステンレス鋼、特殊鋼の高級鋼で構成し、高い収益力を確保する。政府が取り組む新シルクロード経済圏構想「一帯一路」に則って国際化戦略も推し進める。