2018年1月26日

東国製鋼、CSPの鉄源活用拡大

CSPスラブ
 韓国の東国製鋼はブラジルのスラブ一貫製鉄所、CSPからの鉄源活用を拡大する。2017年はCSPのスラブを15万トン使った。18年は具体的な数値を明かしていないが、CSPがフル生産の300万トンに操業度を上げるのに応じ、昨年以上にCSPのスラブを使う考え。自前の鉄源活用を軌道に乗せることで、単圧の韓国・唐津の厚板ミルとの相乗効果を引き出し、造船の不振で苦しい局面にある厚板の競争力を高める。