2018年7月6日

中国鉄鋼業 政府が環境査察強化

 中国政府が鉄鋼業への環境査察を強めている。生態環境省はこのほど、民営鉄鋼最大手の沙鋼集団(江蘇省)が100万トンのスラグを長期に放置し、揚子江の水質と土壌を汚染していると指摘。地元市政府など関係者の責任を追及したと現地メディアが報じた。江蘇省で他にも鉄鋼企業の環境問題が発覚。環境査察で操業を制限される企業が増え、鉄鋼生産の抑制圧力となりそうだ。

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