2009年1月6日

1月建値、銅34万円 鉛15.1万円 亜鉛15.5万円

 新年1月積みの銅・鉛・亜鉛3地金建値は昨年12月最終価格に比べて銅がトン3万円高の34万円、鉛が同2万円高の15万1000円、亜鉛が同2万円高の15万5000円と、そろって引き上げスタートとなった。

 米オバマ次期政権に対する経済政策期待とこれを映した株式市場の反発、原油高、さらには円高一服を映したものだが、昨年秋口以降の一本調子の棒下げに対する突っ込み警戒感の台頭も加わり、国内市場ではこれまでの悲観人気一色から、ようやく薄日がうかがえる状況へ転じてきた。