2009年1月8日

アルミ二次合金各社、半分程度を操休 自動車不振響く

 大紀アルミニウム工業所、日軽エムシーアルミ、サミット昭和アルミなど大手アルミ二次合金メーカー各社は、1月の半分程度を操業停止するなど、減産体制を一層強化する。自動車業界の冷え込みが深刻化したことに連動し、各社1月の受注量が前年同月比で半分以下にまで激減したために取られる措置。

 大紀アルミは白河と新城の各事業所を今月前半だけ操業し、後半は炉休する。結城工場については、大型炉2基のうち1基だけ稼働する。メーカー各社は、少なくとも3月までこうした減産体制を継続する見通し。