2009年2月2日

住電日立ケーブル、電線在庫を圧縮

 日立電線、住友電気工業、タツタ電線の建設用電線共同販売会社、住電日立ケーブル(HS&T)は、2009年3月期末に向けて電線在庫量を圧縮する。

 製造部門の3グループ9社の操業率はピーク比6割程度に落ち込んでいるが、年度内はHS&Tからの発注量を抑え、現状の操業率を維持する方針。建設市場の不振で電線の需要量が減っている一方、主原料の銅地金の価格が昨年9―12月に急落し、在庫評価損が膨らんでいるため。