2009年3月16日

三菱マテと物材研、世界最高耐熱の航空機用合金を開発

 三菱マテリアルと独立行政法人の物質・材料研究機構(NIMS)は13日、世界最高の耐熱特性を持つ航空機エンジン用鍛造合金素材を開発したと発表した。

 NIMSが組成特許を持つニッケルとコバルトを主成分にした耐熱合金について、三菱マテリアルがトン級のインゴットから鍛造、熱処理までの製造技術を開発。従来の欧米製より耐熱温度を50度以上高めた航空機エンジン用タービンディスク素材の開発に成功した。産業用ガスタービン向けも含め数年後の実用化をめざす。

スポンサーリンク