2009年4月6日

エクシム、09年度電線出荷 前年並み計画

 昭和電線ホールディングスと三菱電線工業が共同出資する高圧電力ケーブルメーカー、エクシムは、2009年度(10年3月期)の電線出荷量を、銅量で08年度並みの約1万3000トンと計画する。

 ただ、足元の海外受注獲得状況から、下半期の操業スケジュールは不透明感が強く、「(出荷量が)08年度比で5―10%ほど落ちる」(武田弘美社長)可能性もある。応札予定だった中東地域の大型送電線敷設プロジェクトの一部で、入札時期が延びたことが主因。

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