2009年4月10日

希土類市況、新年度入り 底打ち感

 希土類(レアアース)市況に底打ち感が出ている。実体経済の悪化による需要家の大幅減産で昨秋から需要量は減少。財務省の貿易統計でも2月の希土類金属輸入量が前年同月の7分の1にまで縮小するなど取引量が激減していたが、新年度の4月に入ると荷動きが出てきたもよう。

 ただ、本格的な需要回復には程遠く、国内生産者筋は当面底をはう状況を想定している。

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