2009年4月15日

使用済みアルミ缶、韓国向け輸出活発化

 国内の使用済みアルミ缶(UBC)需要の低迷が長期化する中、アルミ原料問屋が商社などを通じて、韓国向けにUBCを輸出する動きが活発化している。今年2月から毎月1000トン近くのUBCが韓国に売却されたようだ。

 出荷量が急増する一方、販売価格も高騰、扱い筋によると、韓国向けオファー価格はキロ85円(コンテナ詰め、問屋置き場渡し、現金)と前月から10円値上がりし、足元の国内相場を10円程度上回っている。