2009年6月18日

国際相場、銅5000ドル割れ 調整局面

 銅の国際相場が再びトン5000ドルの大台を割り込んだ。先進国の銅需要が盛り上がりを欠いたまま、これまで余剰地金の受け皿となってきた中国市場の勢いが鈍化。さらに支援材料だった米国の株式市場や原油も反落している。

 こうした外部環境が弱気に傾いていることもマイナス材料になっており、3月から上昇基調を強めてきた銅相場はここにきて調整局面を迎えた可能性が高い。