2009年7月21日

住友金属鉱山、フィリピンのニッケル製錬フル操業

 住友金属鉱山が54%を出資するフィリピンのコーラル・ベイ・ニッケルがフル操業に入った。HPAL(高圧硫酸浸出)法によるニッケル製錬プラントの第2系列を4月に本格稼働させ、年産能力の1万1000トン(ニッケル量)で安定操業できることを実証した。

 第2系列の操業確認のため3割程度減産していた第1系列も1万1000トンのフル生産に近い状態まで稼働率を引き上げており、第1系列、第2系列ともに順調な生産が行われている。

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