2009年8月3日

三井金属、下期の伸銅品生産23%増

 三井金属は2009年度下期の伸銅品生産(月平均)について、前年同期比23%増となる約3000トンを見込む。景気低迷の影響で月産量は一時1200―1300トンまで落ち込んだが、5月以降、自動車分野を中心に需要が上向き、流通の在庫調整も進んだため7月の生産は3100トンの水準まで回復した。10年度も09年度下期とほぼ同水準となる3200―3400トンの月産量をめざしたい考え。