2009年8月17日

アルミ新地金、港湾在庫3.5万トン減

 7月末の国内アルミ新地金港湾在庫は、前月末から3万5400トン(17・1%)減少し17万1300トンとなった。関係者によると、データのある2001年以降では過去最低数量を記録したという。

 軽圧メーカーが在庫圧縮の目的で、5―6月前半積みの地金購入量を大幅に絞ったことが原因とされる。ただ、国内市場にひっ迫感はなく、扱い筋は「需要が依然低レベルにとどまっているため、需給は低位バランスしている」とみている。