2009年8月19日

マグネシウム、品不足が深刻

 国際マグネシウム市場は、急速な中国の内需復調に加え、日本や欧州の需要家からの引き合いが急増し、深刻なモノ不足に陥っているようだ。この影響で世界供給の80%を占める中国産のオファー価格は、トン2850―2900ドル(C&F、JAPAN、9月積み)と、この2週間で200ドル(約8%)も値上がりしている。

 上島隆・タックトレーディング社長は「受注増を受け、昨年末から操業を停止している中国の精錬メーカーが生産再開の準備を進めている」と指摘した。

スポンサーリンク