2009年10月29日

上海シグマ、アルミ二次合金 年初来の高値

 中国最大手のアルミ二次合金メーカー、上海シグマの日本向けAD12・1価格は、トン1930ドル(CIF、JAPAN)と年初来高値を更新した。

 28日、産業新聞の電話取材に応じた同社のトニー・フアン社長は「アルミ新塊相場に連動し、原料となるアルミスクラップ価格も上昇しているため」と販価上昇の理由を説明した。また、10月の生産量も今年最高数量を記録しそうだ。中国需要が依然好調な中、日本を含む輸出が拡大傾向にあることが主因。

スポンサーリンク