2009年11月17日

2020年世界需要、中国が銅の36%占める

 日本メタル経済研究所(松田憲和理事長)が東京大学の協力を得て作成したベースメタルの中長期需要予測によると、中国の銅需要は2020年にかけて世界全体の36%を占めるようになるという。現在のシェアは約30%。

 1人当たりの国内総生産と消費量の伸びなどを基に分析したところ、中国のニッケル需要も26%から33%に世界シェアは増える。また亜鉛は37%から41%に、鉛は15年にかけて39%から48%にシェアが拡大する見通し。