2009年12月11日

古河電工、圧延機4月に本稼働 コネクター用銅条強化

 古河電気工業は伸銅品の生産拠点である日光事業所(栃木県日光市)にこのほど導入した圧延機と連続焼鈍炉を2010年4月から本格稼働させる方針を固めた。稼働によってコネクター用銅条の品質や納期対応力の向上が期待できる。

 電子機器の小型軽量化や高機能化を背景に、コネクター材料についても板厚が薄く強度や寸法精度が高い製品の需要が高まっている。品質面で世界トップレベルの銅条製品を量産できる体制を整え、需要に応えたい考え。