2009年12月17日

アルミ新地金プレミアム、130ドル中心に上伸へ

 2010年第1四半期(1―3月期)のアルミニウム新地金の対日プレミアム(CIF・JAPAN)交渉が大詰めを迎え、トン当たり128―133ドルのレンジを軸に収束する方向となった。上昇するのは3期連続。

 今期(09年第4四半期)は第3四半期に比べ一気に40ドルも急騰したが、来期はその半分以下の上げにとどまる見通し。日本側は120ドル台半ばに向け上げ幅圧縮交渉を継続する動きが見られるが、プロデューサー側の態度は固く、130ドルを中心とした展開になっている。