2009年12月28日

銅スクラップ長期購入契約、数量、価格とも悪化

 伸銅メーカーが原料問屋と結ぶ銅スクラップの長期購入契約で、1―3月期はウワ物を中心に数量、価格条件とも悪化する見通しだ。10―12月期は銅製品需要が総じて底堅かったが、年明け以降の製品受注動向は不透明なためメーカー各社の購入意欲が落ち込んでいる。一方、製錬向け下銅などのスソ物は需要が底堅く、足元並みの条件が継続する。