2009年12月29日

アルミ建材、生産14%減 住宅向け復調ムード

 経済産業省は28日、11月のアルミニウム建材需給速報を発表し、生産は2万1783トン(前年同月比14・1%減)、出荷は2万6759トン(同11・4%減)となった。

 10月実績と比べると、生産・出荷ともマイナス幅が縮小しやや改善。しかしビルサッシは依然20%を超す減少を記録し、低迷状態が続く。

 品目別では、木造住宅用サッシが出荷量1万トンの大台を維持。新設住宅着工戸数は前年割れながら、若干持ち直す動きが見られる。