2010年1月27日

銅地金 国内長契交渉、数量が争点

 銅製錬メーカーと電線、伸銅など大手需要家による2010年積み銅地金の国内長期契約交渉が始まった。ロンドン金属取引所(LME)の銅価に上乗せするプレミアム(割増金)は、チリ国営銅公社(コデルコ)の対日プレミアムが前年比トン10ドル(15%)引き上げられた。

 このため国内長契商談ではトン900―1000円程度の上昇は確実となっており、製錬メーカーと需要家との間では主に契約数量などが議論の中心になっている。