2010年2月22日

フジデン、電線出荷量15%ダウン

 フジクラグループの大手電線問屋、フジデン(本社=東京都江東区)は2010年3月期の電線出荷量(銅量)が前期比約15%減となりそうだ。

 企業設備投資や民間住宅投資の総体的な落ち込みを受け、国内の建設用電線市場が縮小しているため。11年3月期は「(市場全体が)さらに1割程度落ちるのでは」(丸屋社長)とみており、利益確保に向けてコスト低減などに取り組む意向だ。

スポンサーリンク