2010年4月5日

アルミ二次合金、海外オファー価格高騰

 海外アルミ二次合金相場が騰勢を強めている。世界最大手のシグマグループ(本社=台湾高雄市)のオファー価格はトン2370ドル(CIF、JAPAN)と今年最高値を更新。中国A団、B団のオファー価格もこの1週間で30―40ドル値上がりし、軒並み2300ドル台に乗せた。アルミ新地金相場の上昇と、アルミスクラップ価格の高騰が主因。

 日本向けの輸出船積みは、シグマグループで5月後半積み、他のメーカーでは6月積みが最短となるなど、原料不足と旺盛な内需に伴い遅延傾向が依然解消されていない。

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