2010年4月7日

低銀はんだ、普及望み薄 電機各社、設計変更嫌う

 低銀はんだへの切り替え機運がしぼんでいる。大手電機メーカーは鉛フリーはんだ「3銀―0・5銅」に製品の仕様を固定し、一時盛り上がった「0・3銀」の採用にも今や消極的。錫や銀の相場高騰を受け、2007年ごろからコスト低減のため検討されてきたが、国内での普及の望みは薄くなっている。