2010年4月13日

次世代自動車、日本主導で普及推進

 経済産業省は12日、地球環境問題および資源制約に対するグローバルな関心の高まりを背景に、(1)さらなる燃費向上(2)CO2削減(3)燃料の多様化――などの諸課題に対応する「次世代自動車戦略2010」を取りまとめ、発表した。昨年11月、同省が自動車、石油、電池、電気、大学などの関係者をメンバーとして立ち上げた次世代自動車戦略研究会が、4回にわたって検討を行った。

 同戦略は「日本を次世代自動車の開発・生産拠点」と位置づけた全体感を踏まえ、電池、資源、インフラ整備、システム、国際標準化などの目標を掲げ、それぞれのアクションプランを策定した。