2010年4月19日

アルミ二次合金、世界的に市況続騰

 国際アルミ二次合金相場が高騰している。アルミ新塊高とアルミ原料価格の続伸が主因で、中国、韓国などのアジア地域や中東諸国、欧州地域では相次いで急速な値上げを記録した。

 アルミ原料は世界的な玉不足が深刻化しており、相場はさらに上昇する機運が高まっている。この影響で各国の合金メーカーは、原料コスト増の価格転嫁を引き続き進めるとみられ、今後の相場上昇は避けられない情勢だ。